「緑の桜」を求めて

緑の桜・御衣黄桜
緑の桜・御衣黄桜
  • 皆さん、お久しぶりです。ずいぶんブログを更新していませんでしたが、久しぶりに面白いネタが入ったので、更新しようと思います。

 

  • 来月で、「日本パソコンインストラクター協会」が主催する講習会が終了いたします。これからしばらく東京に行く機会がなくなると思うので、昔東京へ遊びに行った際に訪れた場所をもう一度丹念に探索してみようと思います。

 

  • 皆さん、「桜の花の色は?」と質問されたら、どのように答えますか?ふつうは「ピンク(いわゆる桜色)」と答えますよね。しかし、世の中には変わった桜が多々存在し、白いものや黄色いもの、果ては緑のものも存在します。

 

  • 今回は世にも珍しい「緑の桜」を探すため、皇居に向かいました。
桜色の御衣黄
桜色の御衣黄
  • ちなみに、この緑の桜の名は「御衣黄(ぎょいこう)」といいます。大昔の貴族が着ていた着物の色にちなんで名づけられたものです。はじめ「葉桜」と思われていましたが、葉に紛れて花がついていたことがわかり、新種の桜と認定されました。

 

  • 花であるにも関わらず、葉についている気孔があったり、散る直前になって初めて「桜色」になるという…非常に奇妙な桜です。

 

  • この桜を見ることができる場所は全国に174か所しかありません。そのうちの1つが今日訪れた皇居です…が、桜のピークはすでに去っており、一部の山桜を除いてすべて葉桜になっていました。看板に御衣黄の見ごろが「4月中旬~下旬」と書いてあったので、一縷の望みをかけて御衣黄の木に行ってみると…

 

  • すでに花は終わり、葉桜になっていました。そして雨に濡れたベンチの上に「桜色」になって散った御衣黄が一輪ありました。非常に残念な結果に終わりましたが、ここに御衣黄が存在することがわかっただけよかったです。今度はじっくり観察したいものです。

 

  • 今回は「生の御衣黄」を撮影できなかったので、ほかのサイトから拾ってきた画像を貼ります。
そのほかの緑の桜
そのほかの緑の桜
  • 御衣黄桜以外にも緑の桜は存在し、ウコンザクラ(鬱金桜)、スマウラフゲンゾウ(須磨浦普賢象)、ソノサトキザクラ(園里黄桜)およびソノサトリョクリュウ(園里緑龍)という桜があります。

 

  • 上野公園にソノサトキザクラの株があります。先週訪れたとき、ちょうど満開を迎えていました。ここでしか見られない桜なのか…と落胆し、富山に帰りました。そしてその翌日、健康のため朝散歩をしているのですが、散歩コースにしている稲荷公園を見まわすと、何やら見覚えのある桜が…と思って近づいてみると、「ソノサトキザクラ」でした。いつも散歩しているのに、まったく気づきませんでした。こんな近くにあるなんて…

 

  • 閑話休題。本日上野駅・上野公園口から新幹線に乗る際、東日本大震災による福島第一原発事故による放射能漏れのため、非難を余儀なくされた人たちが飼っていた犬猫の面倒を見ているNPO団体の人と偶然出会い、依然渡した私の名刺から「クラウドファンディング」について私のサイトを見て、「非常に関心があるので、上役に相談したい」と返答してくれたとき、私の情報が役立ったことと、困っている人の手助けができたという満足感を得ることができました。

コメントをお書きください

コメント: 2