アキバと上野の中間にある緑

無邪気に遊ぶ子供たち
無邪気に遊ぶ子供たち
  • 秋葉原(通称アキバ)の隣町である末広町。ここにひっそりとたたずむ公園があります。ここで小さな子供たち相手に奮闘しているNPO法人があります。

 

  • 法人名は「コドモ・ワカモノまちing」といいます。いつもは神田神保町で本を調べ、秋葉原でパソコンやフィギュアを眺めて、上野へ移動するのですが、非常に天気が良く外で弁当でも食べようかなと思い、250円の弁当を2つ購入し末広町にある区立練成公園に行き、そこで弁当を食べました。

 

  • そして一息つき弁当箱を捨てるため、区立練成公園にある建物に行くと、子供たちが楽しそう無邪気に遊んでいました。そこには手作りのボードゲームやおもちゃがありました。秋葉原周辺にいる子供たちを見るとニンテンドーDSをもってゲームに夢中になっているのがほとんどであったのに対し、ここでは自分たちで遊びを考え、作り出している姿が印象的でした。

 

  • 想像力豊かな子供たちでしたが、やはり「子供」だなと思いました。コリントゲーム(玉ころがし)というのはビー玉を転がし入った位置によって点数が決まるというものです。ビー玉を転がしている途中、ビー玉が止まってしまうというアクシデントをよく見かけました。大人だったら「こういう原因だから、このように直せば無問題」というように簡単に修正することができますが、やはりそこは子供、知識がないので四苦八苦していました。

 

  • しかし、子供が「四苦八苦して回答を出すこと」に意義があると考えていたので、私は一切口を出しませんでした。竹筒の角度を変えたり、ペットボトルで作成したノズルヘッドの角度を変えたり…と自分なりに考えて夢中になっていました。この子たちが大きくなって理科や化学、物理に興味を持ち、学者や技術者になってゆくとうれしいなと思いました。
ボランティアの学生
ボランティアの学生
  • そこで子供たちの面倒を見ているNPO法人の関係者に話を聞いてみました。この業務に従事しているメンバーの多くは大学生だそうです。そこで出会った学生(ボランティアだと思う)にいろいろ話を聞いてみました。

 

  • 男子学生に話を聞いてみると、その学生は日本大学の建築学科に所属している1年生だそうです。話を詳しく聞いてみると、まだ「建築」という学問に本格的に触れていないようでした。一見「建築」と「子供」は何の関係もなさそうな気がしますが、たぶん将来建築家になり「子供が自由に遊べる家」の設計に携わるのでしょう。がんばれ、未来の一級建築士!

 

  • もう一人、話を聞いてみました。女子大生で社会福祉学科に通っているのだそうです。いろいろ話を聞いてみると「まだ将来のことについては考えていない」とのことでした。子供とかかわるのがとても好きそうだったので、「将来先生になったら?」と尋ねてみたら、「免許取るのが難しい」といっていました。「教員免許取るのはすごく簡単で、専門教科は普段受講している講義の単位で賄うことができるので、実質取らなければならない単位はほんのわずか」ということを教えてあげると、「やってみようかな」といっていました。

 

  • もし、本当に社会福祉や教育に興味があるのならば、「勝手に」勉強をし無意識のうちに「必要な」資格を取るでしょう。あとは適性があるかどうかを調べればよいので、塾講師でも何でもいいから「子供たちと接することができるバイト」に参加して適性を調べればよいでしょう。こんなような話を女子学生にすると非常に興味を持って聞いてくれました。こういうのをきっかけに「教育」に携わっていってもらいたいです。こうすればいい先生がたくさん出てくるでしょう。

 

  • あまりにも居心地が良かったので、1時間ぐらいここにいました。

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コメント: 1
  • #1

    sex tel (金曜日, 03 11月 2017 21:48)

    tyć